音楽「I
KNOW YOU」 from the pillows
the pillows
CDアルバム「PENALTY LIFE」収録
曲名 I KNOW YOU
2003/11/06 キングレコード
ASINB0000CBC2B
1.Dead Stock Paradise
2.ロンサムダイヤモンド
3.Freebee Honey
4.ターミナル・ヘヴンズ・ロック
5.昇らない太陽
6.ファントムペイン
7.I know you
8.ムーンマーガレット
9.スーパートランポリン スクールキッド
10.モールタウン プリズナー
11.傷跡の囁き 誰もいないパラダイス
ぼくがthe pillowsというバンドを知ったのは、2003年に東京・下北沢にあるライブハウス「CLUB Que」に出入りするようになってからである。
その日のライブはthe pillowsのワンマンだった。だから人気があるのだろうということは曲を聞く前からわかった。普通、ライブハウスの一夜のイベントでは3〜5バンドが出演する。なのに、the
pillowsのみでイベントをやるのは、彼らのファンだけでいっぱいになってしまうからだ。
しかしながら、ぼくはそれまでthe pillowsというバンドの楽曲も聞いたこともなければ、存在すら知らなかった。
ライブハウスには思いがけない出会いがある。その出会いは、この時のぼくのような経験である。
それまで知らなかったけど、忘れられなくなるようなバンドとの出会いがある。
the pillowsの楽曲は、人間の内側にある感性をくすぐるのだろう、フロアーのお客さんは女の子が多かった。
個人的な意見だが、基本的に、男よりも女の子の方が感性が発達しているように思う。感覚で動き、感覚で物事の方向性を決めることができる。男は考え、論理的に道筋を立てたがる。
「素晴らしいものは素晴らしい」
そう、大きな声で叫ぶことができるのは女の子に多い。
ライブ中、フロアーにいる女の子たちは歓喜の表情で、また圧倒的に感情を爆発させていた。
ぼくはそんなフロアーのパワーに圧倒され見た目には出ていなかったが、the pillowsのライブを聞いていて、身体の中にある感情はトランポリンに乗っているかのごとく飛び跳ねていた。
「the pillowsかぁ。もう一回聞きたいって」
CDを買ったのはその当時新作であった「Thank you,my twilight」だが、このアルバムから一瞬にして虜になり、ファンになった。
そして、今回のアルバム「PENALTY LIFE」は発売と同時に買った。
the pillowsのライブのお客さんに女の子が多いのが、なんとなく理解出来る気がする。
曲の方はぼく自身作ったことがないので、「ぼくは大好きだ!」としか言えないが、作詞は具体的といった感じやわかりやすいという感じではなく、ポエムのように感性をくすぐるものであるからだ。
歌詞カードを何度も読み返してしまう。歌詞カードだけでも一つの作品と十分に言える。
そんなthe pillowsの数ある曲の中、「PENALTY LIFE」というアルバムから、I KNOW YOU
という曲を選ばせていただいた。その他にも紹介したい曲はいっぱいある。このアルバムを聞いていただければ、「何でこっちの曲じゃないの??」と疑問に思うだろう程に、甲乙つけがたい素敵な曲がいっぱいある。
言葉を作っている者として、悔しくなるくらいにポエムである。
ライブハウスにはこんな出会いがある。
何も、メジャーデビュー前の新人を見つけることができるだけではない。
現に、the pillowsはデビュー15周年のベテランである。
感性をくすぐるような、それは言い換えれば、曲を聴いて、考え、悩み、うれしくなり、また涙を流してしまうような、素晴らしいバンドの曲との出会いがあるのである。