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〜過去の「情熱の言葉」は以下より〜

2007.05.05

2007.07.29

銀杏BOYZ
あいどんわなだい
2007.12.21
夜に 2008.1.13
2008.1.30
未成年 2008.2.4
見知らぬ風景 2008.4.6

- ゲーム-

仕事をする、あの娘を追いかける、夢を追いかける、スポーツをする・・・・。
何をやっても何かをやり始めたらしんどい時ってのは絶対に出てくる。
みんな経験あることだろう。
そうなんだけど、時に何をやっていてもずっと楽しそうにやる奴がいる。
そいつは偉人なのか?
才能に満ちあふれているのか?
いや、そうでもないらしい。
ただ何かをやっている時、そこにゲーム性を入れているだけらしい。

マル 2004.5.22
- 鼻から空気を吸い込んで-

大阪市北区。キタと呼ばれる繁華街である。
おれは夕刻の雨上がりの 街中をさわやかな気分で散歩していた。
アスファルトはまだ濡れている。水たまりもまだ残っている。通り行く人たちは雨に濡れた傘を持ち歩いている。
ふと見ると、右手に50m四方の公園があった。周囲は緑の茂った木で大まかにおおわれている。街中を歩いていて、なかなか見ることのできない「緑色」につられ、おれは入ってみることにした。
公園にはよくある遊具は何一つ無く、ただ何席かのベンチがあるだけだった。その代わりと言ってはなんだが、都心の公園には遊具以上に見かける、浮浪者が一人いた。
なかなか個性的なファッションをしておられる。
ギャルのパンティにもありがちな「ヒョウ柄」のマントを肩からかぶっていた。ただしかし、それはマントではない。ただの毛布である。
雨上がり直後の公園は人気がなかった。いるのは、おれとそのおっさんだけである。
街中にいることを忘れさせるような、静けさだった。
濡れたままの公園のベンチに腰をかけ、買っていた缶コーヒーを口にした。
「うまい」
それ以上に言葉はない。純粋にうまかった。

鼻から空気を吸い込んだ。 雨上がりの匂いがした。
鼻から空気を吸い込んだ。緑の匂いがした。
鼻から空気を吸い込んだ・・・・、
カブトムシの匂いがした。

「もう夏が来るんやな」
今年の夏の始まりを感じさせた。

マル 2004.5.24
- 自己紹介-

おれは今ボクシングをやっているんだけど、練習が終わってジムから出た時に、20代前半であろう一人の男に「写真を撮らせて下さい」と頼まれた。
カメラの被写体としてボクサーは絵になるのだろう。
おれはうれしかったが、そのうれしさを表には出さず、素の表情でさり気なく「ええよ」と答えた。
照れ隠しやね。
写真は何か照れるんや。プリクラも今まで5回くらいしか撮ったことないもんな。
外見に関しては、これまでずっと自信なんか持ったことない。もし仮に、おれがモテたとしても、それは人間性に惚れてくれたからだ、と勝手に思っていて、外見で惚れられたわけじゃないと思ってしまう。

カメラを首からぶら下げていた彼はすぐさま写真を撮り始めた。
おれに道のど真ん中でいろんなポーズをさせ、「ボクシング、練習しんどいですか?」「他には何かされてるんですか?」などと言いながら、パシャパシャと写真をガンガン撮った。
10枚程撮ったところで、彼は「ありがとうございました!」と言って、スタスタスタと去って行った。

何かおかしくないか?
ある大切な一言が抜け落ちとる。

おれは彼の後ろ姿を見ながらこう思っていた。
「別にええんやけど、いったい君は誰なん?
 Who are you? 自分の自己紹介ぐらいしろよ」
これは「人と話す時は笑顔で」なんかより、ずっとずっと大切なことだ。

マル 2004.5.30
- 自分が格好ええと思う
ただそれだけである -

少し前まで、彼女がいてても、何の罪悪感もなく浮気をしていた。
そんなおれだったが、最近変ってきている。

落ち着いてきたからではない。
SEXに興味がなくなったわけでもない。
浮気ができない程忙しいわけでもない。
浮気ができない程金がないわけでもない。
だからと言って、彼女想いの優しい奴になったわけでもない。
浮気をしようと思えば、今すぐにだってできる。

何か、自分を変えるような大きなことがあったわけじゃない。
けれど、おれは変った。

その理由を自分に聞いてみた。
「なぁ、たけちゃん。自分、何で他の女いかんようになったん?」
しばらくして、石丸健である「たけちゃん」から返事が返ってきた。
「う〜ん、浮気が格好悪いとかは思わへんねんけど、一人の女とガチンコでいって、不安になって、息吐く場所もない程余裕もない状態で、必死に愛して、必死に悩んで、って方が格好ええな。
そう思うんや、最近は」
おれは言った。
「けど、街歩いててかわいい女とかおったら、その娘とやりたいやん」
正直な想いだった。「たけちゃん」はクスッと笑って答えた。
「それは間違いないけど、おれは格好ええと思うことをしたい。
一人の女とどこまで幸せになれるか。今はそれが格好ええと思ってるんや。
まぁ、こんな想いになったんは初めてやけどな。ハハハハ!」

「たけちゃん」は、おれ、石丸健にとって誰よりもリスペクトする存在である。
彼の言葉に間違いはない。

「そうか、わかった。おれ、一人の女とガチンコでいくわ」

周囲の一般的な意見は関係ない。
おれは自分が叫んでいる、自分の思う格好ええ方を選ぶだけだ。
そんな感じで生きている。

マル 2004.6.7
- have your dream-

ちょっと濃いし、宗教チックやけど、以下はおれが真剣に思っていることである。

「夢ややりたいことを見つけたい!」
いつの時代も多くの若者たちがそう叫んでいる。
おれも10代の頃はめちゃめちゃ探してた。
でも、これには少しばかりコツがいる。

やりたいことや夢なんていうものは、過去に自分が漠然とやりたいなぁと思ったことが、今何らかの状況と融合してできるものであると思う。
例えば、いじめられていた自分は小学生の頃喧嘩に強くなりたかった。そんな自分が今成長してブラウン管に映っているボクシングの試合を見ている。
今の自分は「喧嘩に強くなりたい」と思っていたなんてとうの昔に忘れている。でも、何だか胸の辺りが熱い・・・・。
今の自分がボクシングを始めるという行動を起こす程成長していればやりたいことや夢の出来上がりである。
そんな感じだ。

おれはその昔、夢は未来に落ちていると思っていた。まさしく「探す」といった感じだった。
「どこにあるのか? 早よ出て来てくれ!」
でも、未来にはなかった。
過去と今が、夢を、やりたいことを作った。

過去をぼんやりと返り見て、今の自分の気持ちに嫌という程正直になる。
皆が皆、昔の自分よりも成長しているから、気持ちを行動に移す方法を知っている。
気持ちを「やりたいこと」にすることができる。

もちろん個人個人あるが、
おれが思うに、これが 夢の見つけ方である。

マル 2004.6.18

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