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| - 天才見っけ- |
「おい、お前、もっとがんばらなあかんで」
「何ですか?急に??」
歳上の知り合いの人からいきなり、そう言われた。
「もっと世界を見ろって、広く広く」
「だから、急に何なんですか・・・・??」
いきなりや。まったく意味不明。
「全然負けてるぞ、あの人に」
おれは「あの人」と言われて、考えた。
はて、誰やろ??
しばらく考えてもラチあかんから、おれは聞いた。
「誰です、あの人って?」
すごいアーティストがいるということを聞いた。
その名前は、篠原有司男。
先輩曰く、「その行動全てがアート」だと言う。
う〜ん、全然知らん。名前を聞いただけではまったくピンと来なかった。
話を聞けば、その人のすごいアーティストぶりが見れるサイトがあるという。
耳で聞くより、まず自分の目で。
おれは早速アクセスしてみることにした。
見ると、何となく雰囲気を持ったおっちゃん(篠原氏)が映ってる。
で、そのまま下にさがっていくと・・・・、
「何や、これ!?」
ボクシングペインティング??
さっきのおっちゃんが上半身裸で、ボクシングのグローブ付けて、トランクス履いて、まるでボクシングの試合をするような格好で、黄色いキャンバスの前に立っている。
ボクシングのグローブに絵の具を付けて、まるでキャンバスと戦うかのように絵を描いていた。
「すごいやないか、すごい・・・・」
おれは唾を飲み込んだ。
「何やこれ、すごすぎるやんけ・・・・。
普通、絵描くのって筆ちゃうの? それをボクシングのグローブって・・・・」
驚きの次には、笑いが込み上げて来た。
口が開いてしまうほど驚いて、次にはクククッと笑ってしまうのは、おれが最高のアートに出会った時にしてしまう仕草だ。
ひさしぶりに天才見つけた。
会いたいな。会えるやろ。
篠原さんに会って、いろんなこと話したいな。
是非とも「男前」に出て欲しい。
ヤバイで。
http://www.new-york-art.com/garou-boxing.htm
〜アーティスト 篠原有司男〜
「早く、美しく,リズミカルであれ」とは、ボクシングペインティングを行う篠原氏のうたい文句。この姿勢は、1957年、当時来日していたアンフォルメルの騎手の一人、ジョルジュ・マチウのパフォーマンスを目の当たりにして導きだされたもの。マチウに感化されつつもその時察知したのは、その問題点だったという。
それは、即興をうたいながら未だバランスをとろうとするプランニング、そのためにかかる時間。篠原氏はそれすら排除すべきと考えた。そして誕生したのがボクシングペインティングだった。
ボクシングペインティングは、1959年に新聞記者の目の前で偶然生まれたという。当時は篠原氏自身でさえアートとは思わなかったというが、40年の隔たりを超えて、近年ではプサン、ウイーン、リオ、東京と、国際的な舞台で再び公開されている。しかし、彼の活動の拠点ニューヨークでは、今回が初めての一般公開であり、その日のメインイベントとなった。
ギャラリーの幅一杯に設置された巨大なキャンバスの上を右から左へと一気に「殴り描き」。最後には、絵の具を吸ったボクシンググラブのスポンジが飛びちったほど。これまでは白いキャンバスに墨のような黒というモノクロだったのが、今回は、黄色いキャンバスの上に蛍光色の赤と緑といった鮮やかな色彩が選ばれた。モノクロの作品では、海外の視点から未だジャポニズム的な禅という先入的フィルターを拭いきれないと語る篠原氏、まだまだ挑戦は続くようだ。
(HPより)
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| マル 2004.10.28 |
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| - 女の子、おれの想い- |
ものすごく大好きな彼氏とのバイバイ。
手だけのバイバイじゃなく、心のバイバイ・・・・、もう会えない。
つらい・・・・、どうなるんやろ、私・・・・。
私があなたを好きなのは、何かをやってるから、じゃなかった。金じゃなかった。顔でもなかった。
その雰囲気、仕草、笑顔、話し方・・・・、私はあなたが意識していないそんな部分を愛していた。
全力でぶつかっていた。毎日、私の感情は全てあなた次第だった。
私がしんどくても、気分がよくても関係なく、あなたの笑顔を見ると、私はうれしくなり、あなたとの喧嘩で、私は悲しくなった。
それに変わるものはなかった。悲しい時、友達と遊んでも、洋服をいっぱい買っても、私は悲しかった。
あなたからの電話があると、急に私は笑顔になれた。
大好きな彼氏とのバイバイ。もう会えない。
つらい・・・・、何かどうでもよくなってくる・・・・。
これからどうなるんだろう、私は・・・・。つらい、戻って来て欲しい・・・・。
窓を開けて朝焼けの空を見ていて、急にそんなことを考えていた。
そっと冷たい、11月の風がおれの頬をかすめて行く。
大好きな彼氏とのバイバイ。もう会えない。
つらいな、ホンマにつらいやろうな。
でも、くじけたらアカンで。どうでもよくなって、どうでもいい男と遊んでもアカンで。
おれは君のそんな寂しさを癒してやれないけれど、想ってはいる。
「がんばって欲しい。幸せになって欲しい。
むちゃくちゃにならないで欲しい」
心にポッカリと大きな穴が開いてしまったままでも、強く前を向いて歩いていって欲しい。
弱さはいらん。強く、強く。男の後ろなんか歩くな。横、いや、男の前歩いたれ。
つらい中でも、しっかりと自分の誇りを持って・・・・。
そうする自分が好きか嫌いかの「誇り」を持って・・・・。
そうすりゃ、君はもっと幸せになってる。
昨日、高校生のカップルが駅で喧嘩をしていた。
雰囲気的に、別れたみたいだった。
その時の女の子の表情が忘れられなかった。
「つらいやろうな・・・・」
おれは思った。けど、思ったところで、「お前、かわいそうやから仲直りしろ!」って彼氏にボディーブローしに行っても仕方がない。
誰もが助けられへんことや。自分で乗り越えるしかない。
弱さはいらん。強く、強く。男の後ろなんか歩くな。横、いや、男の前歩いたれ。
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| マル 2004.11.5 |
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| - 前へ、前へ、それしかない- |
幸せになりたい・・・・。
当たり前の様にみんながみんないつも思ってることである。
夢や目標を叶えて幸せになりたい・・・・。
仕事で成功して、お金を持って、時間を手にして、幸せになりたい・・・・。
あの人と一緒になって幸せになりたい・・・・。
目標なんかないけど、ただ幸せになりたい・・・・。
幸せになりたい。人それぞれであるが、みんな思ってることである。
やけど・・・・、ここに万馬券以上の大穴がある。
大きい穴だ。
A「大穴か、めっちゃええやんけ」
B「そうか?おれは狭い穴の方が好きやけど」
A「何言うてるん?競馬の話じゃないん?」
B「えっ!そうなん? おれはあっち系の話かと思ってた・・・・」
誰や、こいつらAとB。
おれがしてるんは、競馬の話でも下ネタでもないわい。
おれは真剣な話をしてる。就職の面接レベルじゃなく、めちゃめちゃかわいい女の子を口説く時に言うような、気の利いた名ゼリフを言おうとしてる。
A&B「マルちゃん、いったい何やねん、その幸せに関しての大きい穴とは?」
その大穴とは、幸せになればなるほど自分にとっての大切なことが見えづらくなるってこと。
未成年から大人へ・・・。みんな自分でも気付いていると思うが、いろんなものが見えなくなった。夢をひたすら追いかけて、愛を欲し走って、幸せを掴んだ者には見えなくなるものがある。金を手にして、時間を手にして、幸せを掴んだ者には見えなくなるものがある。
A&B「じゃあ、幸せになったらあかんっちゅーんかい、あんた?」
いや、おれの言いたいことはそうじゃない。
不幸せな状況の中で見えるものは自分にとってかけがえのない大切なことだということを言いたいだけだ。
言い方を変えれば、幸せな状況はぬるま湯。そんなボケた状況で、自分の心の底からの叫びが聞こえるわけがない。
逆に、満たされていない状況は、神経を研ぎすませる。
幸せに向かってガンガンひたすら走る。雨でも大雪でも関係なく走るさ。けど、今幸せならそれを壊す不幸せを自分に作り出すべきだと、おれは思ってる。
なぜなら、幸せは前へと向かうおれたちのエネルギーを食い尽すから。
おれたちに必要なのは前へ前へと向っていくパワーなはずだ。
おれたちはこれまでがんばってきた隠居のご老人じゃない。
今から走りまくらなあかんねん。
今ある幸せもいつか途切れる。今ある不幸せもいつか途切れる。
そんな適当なものに左右されてたまるかっちゅーねん。
幸せも不幸せも、どうでもいい。
前へ前へと向かっていれば、幸せや不幸せなんてものはどうでもよくなる。
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| マル 2004.11.12 |
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| - 自分への手紙- |
HEY、マルちゃん。
なぁ、マルちゃん。
お前に一回言おうと思ってたことがあんねん。
女の子と遊びたいのはわかるで。
ショッピングか、ええやんけ。
公園デートもええんちゃうか、ルンルンてな感じで手つないで、寄り添ってな。
何、ドライブ? ええやんけ、ええやんけ。
次は何や? ・・・・あぁ、はいはい、そうか、あれやな。気持ちええもんな。
わかるよ、わかる。お前が女の子と遊びたい気持ちようわかる。
けどな・・・・、
友達と遊びたいのはわかるで。
居酒屋とかクラブで酒飲んでな、もうガンガンいってノンストップで飲んでな。あぁ、もうベロンベロンや。うんうん、そらおもろいわ。
毎日毎日友達と遊んで、騒いでか・・・・、ええやん、何も言うことないほど楽しいやん。
わかるよ、わかる。お前が友達と遊びたい気持ちようわかる。
けどな・・・・、
オシャレしたいのはわかるで。
言うてもまだ20代、若者やもんな。そらオシャレな服も着たいやんな。
オシャレ、そうやな、今なんか男も女もそれだけでモテるみたいなとこあるもんな。
新しい服買ったら気分変ってテンション上がるって? そうかもな、新鮮さやな。
わかるよ、わかる。お前がオシャレしたい気持ちようわかる。
けどな・・・・、
いろいろやりたいことあるわな、正常や。隣を見れば同世代のみんながやってることやもんな。
悪いことじゃない。いや、むしろいろんなことをやりたいと思うのはいいことやと思うわ。
ほんまにな、気持ちわかる。
けどな・・・・、
お前さぁ、何がやりたかったんやったっけ?
もう一回言うぞ、お前は何がやりたかったんやったっけ?
お前、前言うてたんちゃうの?
本にできるような、本になるような人生を生きるんじゃなかったっけ?
女の子と遊んでて、友達と遊んでて、オシャレに気を使ってて、そんなことできるんか?
そんなんでお前の人生本になるか?
お前、それやったら誰でも夢叶うやんけ。
夢って誰でも叶うんやったっけ?
ちゃうやろ? 知ってるやろ、なかなか叶えられへんから夢って言うんちゃうの?
でも、夢は全く叶わないわけじゃないのも知ってるんやろ。
それやったら、そうせんかい。甘えるな、イモ。
誘惑に負けるな。
色目を使う女に心奪われるな。
しっかり前見んかいや。
「厳しいなぁ・・・・」
苦笑いも出てこえへんかったわ。
でも、シンプルに正論や。
クソ、ボロカスやな、見とけよ。
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| マル 2004.11.19 |
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| - クリスマス- |
トナカイに乗った白髪&白ヒゲのおっさんがやって来る日。
近づいてきたな。
あと約一ヶ月・・・・。
どないや、みんなの予定は?
ハッピーか、それともファッキンか。
これくらいの時期になるといつも思い出すことがある。
あれは20歳のクリスマスだった。
おれはずっと『クリスマス死ね死ね団』の一員だった。
モテないからか?
もちろんそれもあるだろう。が、それとは別の思いもあった。
クリスマスのほんわかした雰囲気がおれは大嫌いだった。
街中がキラめいている?
冬なのに街の温度はカップルたちの覚めやらぬ熱で温かくなっている?
「何を言うとんねん、クサイ、クサイ」
そう思とった。だから、死ね死ね団の一員になり、12月に向けて熱くなってきている街に背中を向けて歩いていた。
時に、ある女の子が「クリスマス一緒に過ごして下さい」そんなことを言うてきた年があった。
わお、奇跡やな。でも、まぁたまにはあるがな。
でも、そんな時も、もちろんファックユーや。
おれは死ね死ね団の一員。
「無理やな」そう冷たく一言だけ言って背中を見せた。
「おうおう、かっこええやんけ、あんた。まるでハードボイルド小説の主人公やな」
そんなバカにした声が聞こえてきそうだが、けど、まぁ、笑いを誘うわけじゃないが、かっこええと思うで、そういう部分は。
自画自賛やな。ええがなええがな、一日一回くらい。
背低いけどな。
早漏やけどな。
昔、彼女おんのにAVばっかり見てて、別れられたこともあるけどな。
あれはネタになった。イェイ。
んなことはどうでもいい。
おれはクリスマスが嫌いやった。雰囲気が。
ずっとそうやった。
でも、この20歳の年は異変が起きた。
11月が過ぎ、12月に入った。
本格的にクリスマスムードが到来し始める。
「ファック、ファック」
よしよし、今年もクリスマスなんてクソ食らえ!の気持ちは少しも減ってない、パワフルだ。
「なめるな、サンタ。おれは夕日が美しい夕方の誰もいない海辺で、一人煙草を吹かすほどのハードな男なのさ」
張り切る思いも勢いがある。
10日が過ぎ、15日が過ぎてゆく。
その頃になって、おれの体に異変が起き始めた。
あれ・・・・?
「クリスマス死ね死ね団」の一員であるはずなのに、何でかやることに手がつかなくなってきている。
「クリスマス、ファッキン、ファッキン」そう思えば思うほど、テレビで流れる街のキラびやかな映像が気になって仕方がない。心なしか街に出たくないとさえ思っている。
そんな思いになったのは、この年が始めてだった。
「何でやろう?」
去年までとは違う部分があった。
毎年、友達と過ごしていたが、この年は完全に一人だった。
だからといって、今気付いたからといって、もう遅い。
3日前、みんな予定埋まっとるがな。
20日が過ぎた頃、一人でいたおれは思った。
「サンタさん、ごめんなさい。ぼく待ってます。
ちゅーか、そんなことより、あぁー、誰かと一緒にメリークリスマスしたい!」
結局、おれはこの年のクリスマス、部屋で一人でテキーラを飲んで、酔いつぶれた。
その前に少し余談もあるけどな。
おれは一緒に過ごしてくれる女の子を捜すため、街へ出てナンパしまくった。
やったがな。やりますよ、ぼくは。眠たいこと言うてんと、どんな方法でもいいからやりたいことは現実にしようと動きまっせ。
結果、一人の女の子とクリスマスを一緒に過ごす約束をした。
でもや、オチがあった。
当日ブッチや。
忘れられるかい、あんな寒いクリスマス。
2日前のナンパやからしゃーないけどな。これまたネタにはなったけどな。イェイイェイ。
2004年、今年もクリスマスまであと一ヶ月。
誰かが勝手に決めただけやけど、せっかく盛り上がれる日を作ってくれたんやから、楽しまなそんや。
おれは今、あの寒いクリスマスを経て、そんな意識になっている。
「そろそろ計画組んで、楽しみましょか」
ナンパでもええがな。片思いでもええがな。
クリスマスやからって恋人同士でチュッチュチュッチュして、ラブラブのSEXするだけが能じゃない。
恋人じゃなくたって、友達でも全然いい。
要は楽しんだ者勝ちや。
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| マル 2004.11.26 |
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