|
|
| - これでいいじゃなく、これがベスト!-
|
コンパ。
5対5。
最初は対面でしゃべっていて、
軽く酒入ったら男が女の子の間に座っていく。
終電前、今日も電話番号を聞けた。
赤ら顔に、酒臭い息。
帰り道、
あんなこといいな、こんなこといいな・・・・。
一人でに妄想が膨らむ。
でも、いつもこのメンバーでいったら、
かわいいランキング2、3番目の奴の電話番号しか聞けてない。
いわゆる、B級。
一番かわいい、Aクラスのあの娘はいつもあいつがもっていく。
でも、まぁいい。
これでもええ方やん。
ずっとそんな風に思ってきたのかもしれない。
これでもええ方やん、と。
もちろん、一番かわいい、Aクラスのあの娘の方がいいには決まってる。
でも、一人の電話番号も聞けなかった、自分よりサムイ奴がいてる。
なら、これでもええ方やん、と。
コンパの話だけじゃない。
自分の恋人の話だけじゃない。
自分の目標に対してもそんな姿勢だったかもしれない。
仕事に対してもそんな姿勢だったかもしれない。
それがいい!
それ、を自分が手にしていないことにはがゆさを感じながらも、
心の中では、そんな自分を自分でなぐさめていた。
これでもええ方やん、と。
目標を叶えられない人の唯一のミスはそんなところにあるのかもしれない。
胸の内のどこかで、
夢、目標を追いかけてんねんから、行動してる自分に対してこれでええやんと思っていたり、
ある程度のところまできてるんやから、これでええやんと思っていたり。
めっちゃ売れたい、とか、
一番になりたい、とか、
そんな最大の思いに蓋をして。
何が何でも、どんな風になっても、NO.1になってやる!
とは思っていない。
おれの場合も同じで、
めっちゃ売れたいと思っているにも関わらず、
ある程度の読者の人がいればいい、とか、
ギリギリ飯食っていけたらそれでええわって思ってる。
でも、それやったらムリやねんなって思った。
もし、今君が何かの目標を追いかけているのなら、
これがいい!という自分の最大の思いに対して素直になって欲しい。
あいつには負けたくない。
そんな小さな思いじゃなく、
どんな奴とコンパしても、一番かわいい娘は絶対自分が手にする、と。
NO.1になってやる、と。
たぶん、
甲子園に出るだけやったら意味なくて、優勝せなアカンと思っている奴らが優勝旗を手にして、
甲子園で優勝したいと思っている奴らが甲子園に立てる。
甲子園に出たいと思っている奴らは甲子園には立てないだろう。
地区予選の決勝戦には出ることはできても。
おれはみんなにそんなことを思いながら、目標に対して走って欲しいと思う。
昔の自分の口癖を思い出した。
「これがベスト!」
それだけを見つめて走っていた。
今週はそんなことを強く思った一週間でした。
おれもベストだけを求めて走ります。
|
| マル 2005.6.5 |
|
| - 自分にとって大切なことってそんなない-
|
最近、おれが思うに、自分にとって大事なことってそんなないなぁって思う。
おれがそんなことを思ったのは、ここ最近ずっとテンションが上がらんかったから。
理由はなんやようわからんかった。
友達と遊んでてもおもろないし、
女の子と遊んでてもおもろなかった。
自分のやりたいことやってもおもろなかった。
ほんで、つい最近まで、おれこう思っとったわけよ。
「みんな、おもろないなぁ」って。
最悪や。
でた、人のせい。
でも、そんな期間を一ヶ月くらい過ごしてて、ふと思った。
「おれがおもんないんちゃうか」って。
みんなにそんな状況ってない?
何もかもがおもろないって状況。
それでももんもんとくすぶった時期を過ごしてたんやけど、
ある日、思い出した。
ある一つのことを。
おれ、3年半前に「これは俺の遊び道具」って本出したんやけど、
その本の中に、自分で書いたことを思い出した。
それは、自分がおもろかったら、何でもおもろいって。
それを思い出したら、自分が楽しんでる時って、何でもおもろかったよなぁって思ってんな。
周りの状況ちゃうねんて、おもろいって。
場所なんか関係ないし、人も関係ない。
そんなことをおれが本を書く時に感じたのは、コンビニの前で座り込んでダラダラ友達としゃべってる時やった。
コンビニの前っておもろい場所か?
すべての答えはそこにあるなっておれは当時思った。
もちろん、コンビニの前でしゃべってておもろいのは友達と一緒やからってつっこみが返ってくるかもしれんけど、
おれがそのつっこみに答えるなら、25歳になってコンビニの前で高校当時の友達としゃべっててもおもろないって言いたい。
どっかで変わってきてた。
昔は無意識ですべて楽しもうって思ってたのが、
どっかで変化してきてる。
たぶん、いつの間にか、おもろさに対しての欲望がなくなってきてたんかもしれん。
だから、25歳になってコンビニの前でしゃべっててもおもろない。
何が言いたいって、おれ、アホやなぁって。
昔、強烈に大事やなぁって思ったこと忘れて、また同じこと繰り返してる。
もちろん、自分が楽しもうと思ったからって、おもろなるとは限らん。
でも、自分が楽しもうとせえへん限り、楽しい時間はやってこえへんやろうなって思う。
もし、ダレてても楽しい時間があるって、ラッキーな状況なだけで。
なんか、うまいこといかん日々とか、おもろない日々っていろいろ考えるやん。
おれもここ何ヶ月かいろんなこと考えた。
おっさんなってきて、おもろないんかなぁとか、
何かがすれてきてるんやろうなとか、
また、周囲のせいにしたりって。
でも、そんなこと考える必要ないわ。
新しく何かを発見せなアカンことってそんなないなって。
昔に思ったこと、たぶん繰り返してるだけやなって。
一回、振り返ってみたらいいと思うねん。
自分のこれまでを。
何感じたかなぁって。
ほんなら、どこかに答えあると思うねんな。
自分にとって大切なことってそんなにない。 |
| マル 2005.6.27 |
|
| - 友への手紙-
|
昼下がり、パソコンを立ち上げたら、そこにはNYがあった。
メールの文面から異国の匂いが匂ってくる。
「おれは今、NYにいんねん。
お前は元気にしてるか?・・・・・・・・」
友からの便り。
驚きと同時に、読み進めるにつれて、胸の内からとんでもないうれしさが込み上がってくる。
異国の中、あいつの笑顔と姿が目に見えるようだった。
「夢、叶ったんやな」
おれは読み終え、目をつむり、天井の方に顔を上げた。
しばらくそのままでいた。
3分後、目を開けると、いつもの部屋がなんとなく変わって見えた。
おれはパソコンに向き直り、友達からのメールに返信ボタンを押した。
以下、おれから友達への返信のメールである。
From: 石丸健
To://///////////////////////////////
Subject: ひさしぶりやな!
Date: Fri, 29 Apr 2005 23:49:39 +0900
メールありがとう。
テンション上がったわ。
お前は元気か?
俺は元気やで!
あの時言ってたもんな。NY行きたいって。
夢叶ってよかった。ちゅーか、夢叶えててかっこええぞ。
お前が何を求めて、もしかしたら何も求めてないかもしれんけど、
そういう先に対する思いみたいなの聞きたいな。
もし、時間あったらメールちょーだいや。
そんな話をした、お前と前に会ったのは、俺が女と別れた時、
ちょうど3年前ぐらいやな(笑)
俺がボクシングやり始めようとしてた頃で、
天王寺辺りのファミレスで朝方しゃべったっけ。
あれからツレの家住んで、/////////さんの所でボクシング始めて、
HP始めて、
で、今年入ってようやく前の仕事(マスコミ)辞めた。
で、今は新しい会社(広告)で働いてる。
/////////////////////////////////////////////////////////////////(今の会社の商品の名前)
よく見てたもんを今作ってるというのは、何かおもろいな。
トライアングル(昔、10代の頃、一緒にバイトしてた人材派遣会社)で俺がお前と出会ったのも、おそらくあの雑誌のおかげ。
「出会いを作り出せれば・・・・」
そんな気持ちで今働いてるわ。
入った理由は、自分の将来に対して真剣になったから。
出版でビジネスしていこって。
一人で作家としてやっていくのか、ネットや紙を使って出版社作ってやっていくのかは
まだわからんけど、とにかくビジネスやりたいなって本気で思った。
まだ2ヶ月しかやってないけど、正直おもろい。
今まで何もビジネスのことわかってなかったなって思う。
企画書の書き方、営業、そしてプレゼンテーションなどなど・・・・。
今の自分を振り返って素直に思うのは、
動けばいい人や場所とは出会える。
その後をいかにしてビジネスにしていくか?
今の会社で何年かやればそれは学べるだけじゃなく、身に付くなって。
俺はお前の思いや将来に対する思いみたいなんを聞きたい。
NYに何をしに行って、何を持って帰ってくるか?
何もなしで行って、何かを持って帰ってこなくてもかっこええ。
でも、やっぱそれだけじゃおもろないやろ?
プラス、何か目的があると自信と充実感につながると思うから。
NYで名前を売る、友達作る、何でもいいやん。
ラジオに出たらしいやん。
それはすごいことやで。
家は仕事のこともあって、今は////////に住んでる。
住所は///////////////////////////////////////
なんしか応援してる。
ヤバイことも、危なっかしいことも、ガンガンするやろう。
でも、「気つける」って意識だけは忘れるなよ。
TAKE CARE
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
遠く離れた所へ住んでいる友達へ。
昔、おれがオーストラリアに住んでいた頃、よく聞いていた歌がある。
日本から、この曲だけは持っていきたいとバックパックの中につめておいたCDだ。
槙原敬之さんの「遠く遠く」という曲。
この曲の歌詞はあの時の、日本ではない、異国の中にいたおれを元気づけてくれた。
「遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように
力いっぱい輝ける日を この街で迎えたい
外苑の桜は咲き乱れ この頃になるといつでも
新幹線のホームに舞った 見えない花吹雪思い出す
まるで七五三の時のよに ぎこちないスーツ姿も
今ではわりと似合うんだ ネクタイも上手く選べる
同窓会の案内状 欠席に丸をつけた
「元気かどうか心配です。」と 手紙をくれるみんなに
遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように
力いっぱい輝ける日を この街で迎えたい
いつでも帰ってくればいいと 真夜中の公衆電話で
言われたとき笑顔になって 今までやってこれたよ
どんなに高いタワーからも 見えない僕のふるさと
失くしちゃだめなことをいつでも 胸に抱きしめているから
遠く遠く離れた街で 元気に暮らせているんだ
大事なのは変わってくこと 変わらずにいること
同窓会の案内状 欠席に丸をつけた
誰よりも今はみんなの顔 見たい気持ちでいるけど
遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように
力いっぱい輝ける日を この街で迎えたい
僕の夢を叶える場所は この街と決めたから」
友達へ
距離なんか関係ない。
どんなけ遠くに離れていても、お前がどこでなにをしていようが、
おれはお前の友達や。 |
| マル 2005.7.3 |
|
| -贈る言葉-
|
希望・・・・。
みんなは明日への希望を夢見ているか?
お固い現実ばかり見て、ちっさい奴なってないか?
おれの友達は26歳で、
「おれ、パイロットなりたい」
と、真剣な表情で言った。
でも、調べてみれば、パイロットになるには航空大学校へ入学
しなければならないらしく、現実に年齢制限で無理だと知った。
みんなは明日への希望を抱いているか?
おもいっきりしょうもないこと言ってるか?
みんなから「アホやなぁ」って言われるようなこと言ってるか?
おれの友達は26歳で、真顔で「パイロットになりたい」と言えた。
おれはそこに凄さと大きさを感じる。
その友達がつい最近、東京へ行くことになった。
理由は、昔から勝負してみたい街だと思っていたから。
おれは1年くらい前から、彼から何度も、
「東京へ行く」
という話を聞いていて、けど、それでも全然行かへんかったから、
今回も行かへんのやろうと思ってた。
けど、行くことになった。
仕事を東京で見つける為に、ある会社に面接しに東京へ行った時に、
家を即決で決めてきたらしい。
その行動力すごいな。
本気度が伝わってきた。
おれの友達は26歳。18歳じゃない。
東京に誰か親しい知り合いがいるわけでもなく、仕事があるわけでもない。
また、向こうで何をやるかすら決まっていない。
しかも、行く理由は昔から勝負してみたい街だと思ってたから。
たったそれだけ。
「お前、アホちゃうか?」
そう言われる歳。
18歳ならノリで行けるとしても、あいつは26歳。
現実、わかってきてる歳。
ノリは背中を押してはくれても、それだけで動ける歳ちゃう。
けど、あいつは東京へ行く。
おれ、金めっちゃ持ってても、会社の社長でも、総理大臣でも、
すごい奴やな、なんか思わへんけど、
めっちゃかっこええな、って思った。
絶対、不安あんねん。
26歳、結構勝負になる歳や。
わかりやすく言えば、自分の素直な想い、なかなか行動に移されへんようになってくる。
考えて、計算して動くようになってくる。
でも、それでもおれの友達が東京へ行くのは、
明日への希望を持ってるからや。
おれ、そこに震えた。
泣きそうになった。
ただ、友達が東京行くだけで、悲しいとか、会う機会減るな、とか、そんなんじゃなく、
泣きそうになった。
かっこええ。
自分の人生にでかい希望捨ててない、その想いがおもいっきり伝わった。
めっちゃがんばって欲しい。
いうても、現実はいろいろあるやん。
でも、向こうであったら絶対笑顔見たい。
おれが思うに、あいつはええ時間、東京で過ごせると思う。
東京で何かやるからとか、そんなんじゃなく、
あいつは明日への希望を持ってるから。
おれ、それだけやと思う。
でな、おれ、あいつに見習って、明日から
おもいっきりしょうもないこと言いまくったろ、思てる。
明日の自分に夢持って。 |
| マル 2005.7.10 |
|
| -出会い- |
出会いが大切。
なんちゅってもな、素晴らしいよ。
ちょうど1年前か、おれはある映画の脚本を手伝ったことがあって、その映画の上映会が岡山で行なわれるということで、岡山のとあるライブハウスへ行った。
そのライブハウスは岡山ペパーランド。
おれは正直その名前を知らなかったが、岡山では昔からある有名なライブハウスだった。
その時の詳細はさておき、
その日の映画の上映が終わったのは深夜1時。
おれはその日泊まる所がなかった。
「すいませ〜ん。今日ね、おれ、泊まる所ないんすよ」
「あ〜、その件でしたら、話聞いてますよ。
この上(ライブハウスの上の階)に、スタッフが泊まる所があって、そこでしたら泊まっていただいて結構ですよ」
「ほんまですか。すいません、無理言うて」
おれはそんな旅っぽい匂いがする状況が好きだ。
一ヶ月毎日高級ホテルか毎日違う場所やけどボロボロの宿か、
おれは後者を選ぶ。
住所不定。
窓からは見慣れない風景が見える。
なかなかキレイな所で、おれはあつかましくもそこで泊まらせてもらった。
そのお礼として、おれに何ができるって考えたが、金のないおれには何もできない。
気持ちは気持ちで返す。
これはおれの心情や。
「大阪帰ったら、自分が書いた本送ります。
しょーもないかもしれんけど、おれの気持ち、全部書いてます」
ペパーランドのオーナーにそう言うて、おれは大阪へ帰った。
それから1年。
おれは自分の本をペパーランドのオーナーに送ったことすら忘れていたが、
一本のメールがそれを思い出させた。
ペパーランドのオーナーの娘さんが、親父さんの本棚からおれの本を見つけて、読んでくれたらしい。
メールには、「読みました。良かったよ」ってだけでなく、岡山に来たら一度連れていきたい場所がある、みたいなことも添えられていた。
でも、おれは何がうれしかったって、知らない人がおれの本と出会ってくれたことがうれしかった。
ペパーランドのオーナーは、ただ自分の本棚におれから送られてきた本を置いていただけ。
それを娘さんは手にとってくれた。
よく本には作家のパワーが宿ると言われる。
本屋に無数にある本の中で、何の縁か、ある人はその中から自分の本を手にしてくれる。
娘さんのメールにも、たくさんあるお父さんの本棚から手にとりました、というようなことが書かれてあった。
出会いって大切やなぁ。
でも、その出会いも何もなしでは起こらへん。
何かきっかけがないと起こらへん。
例えば、作品を残すことであったり、友達をいっぱい持つことであったり、いろんなことをしておくことであったり。
何をしたから縁が生み出されるってことはないけど、
おれはこう思う。
自分の好きなことしまくってたら、ええ出会いあるんちゃうかなって。
何がうれしいって、やっぱそんなんが一番うれしいやん。
おれな、
金儲ける為でもなく、
自分の存在価値を認められたいからでもなく、
なんか、いろんな人と出会う為に、今こうやって文章書いてるんかもしれん。
もしかしたら、みんなもそんな気持ち持ってるんちゃうか?
いろんな人や場所と出会う為に生きてるんちゃうか?
わからんけどな。
もしちゃうかっても、そう思って生きたら、人生結構おもろいぞ。
おれが書いた言葉を読んで感動してくれる人がいるなら、
おれはいつまでだって書き続けてやるぜ!
本気、そう思うから。 |
| マル 2005.7.18 |
|
|