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二位徳裕(にい なるひろ)
加藤鶴一(かとう つるいち)



●プロフィール

1966.12.22生まれ 大阪府出身

【職業】
大阪・十三ライブハウス 「ファンダンゴ」店長

【趣味&特技】
「これだと言えるような趣味や特技は特にありません」


●履歴
  両親や周りの人々に何不自由なく育ててもらった少年時代でありながらも、いつでも一人で何かに悩んでいるところがあった。
「 人間は何の為に生まれてくるのか?」
「死んだら何処へ行ってしまうのだろう?」
など、そんなことを考えているうちに、いつの間にか自分の殻に閉じこもるようになった。
そして、人間が嫌いになった。その為に、円形脱毛症になったこともある。

しかし、人間なんてええ加減なもんで、何かの拍子にガラッと変わることもある。

ある日、俺はロックに出会った。その何とも説明のしようがない強烈な雰囲気に飲み込まれていくのは時間の問題やった。そんな衝撃的な出会いがあってからというもの、物事を深く考えることに阿呆らしくなり、人間という生き物に興味を持つようになった。

「人生なんて楽しんでナンボや!」
と心に決めたのもこの頃である。
それからは、少しでも興味のあるものを見つけるとトコトン顔を突っ込むようになった。

そんな10代を走り抜け、23歳の春からファンダンゴで働きだした。
当時は働いているという意識はほとんどなく、むしろ遊んでいるといった感じであったように思う。色んな経験が出来たし、色んな人と出会えたし、こんな面白い場所は他には見当たらなかった。

しかし、そんな能天気な生活も永遠に続くはずがない。楽しい楽しいと幾ら叫んでみても、所詮はビジネスである。
25歳の頃、自分の理想と社会の仕組みに大きなギャップを感じ、自分は何の為に生きているのか全く解らなくなった。

悩みに悩み抜いた末、これは逃げるしかないと思い、誰にも何も言わずに突然旅に出た。
いわゆる現実逃避である。

半年位、日本中をさまよい歩いた末、何故かインドに行こうと思い、パスポートを取ったまでは良かったが、その時既に金が底をついていたのだった。
どうしようも無くなって、一人暗い部屋で考え込んでいた時に突然電話が鳴り、ファンダンゴの好意で再び働かせてもらえることになった。

その時、何かが心の中でドッカーンと音をたてて崩れたのを覚えている。

俺はファンダンゴに骨を埋める決意で復帰させてもらった。
それからというもの、このファンダンゴで自分の価値を探しながら、ここでどれだけのものが表現出来るのかを試している。まぁ、それより何より、何が起こってもおかしくないこの時代で、この与えられた一瞬一瞬をどれだけ楽しめるのか勝負し続けている。

これから先もこのファンダンゴでのほほんと暮らしていくのであろう。
ただ、人間なんてええ加減なものである。例えば、明日にでも皆の前から消えてしまうかも知れない。
でも、俺の根本精神は変わりようがないので、何処かの街で同じような顔をして、こんな感じで生きているであろう。
●好きな言葉
  ロックンロール
●愛用の煙草
  基本的には煙の出るものなら何でも吸うが、今一番金を出して買っているのは、「LARK ULTRA LIGHT」
●好きなお酒
  基本的にアルコールの入ってるものなら何でも飲む。ただ、味わって飲むことは少なく、僕の場合は勢いをつける為に飲んでる感じです。
●これからの人生でやっていきたいこと等、自身のビジョン5つ
  1. 寅さんのように死ぬまで全国を旅し続ける
2. 古本屋のおやじ
3. 駄菓子屋のおやじ
4.全国の銭湯をレポートし、それを銭湯の保存と発展に役立たす
5. 遊んで暮らせる裕福な老後
☆質問
●自身が貫きたい男としての美学、世界観は?(また、自分が思うかっこいい男像)
  どんな人間でも自分自身をしっかりと持っていて、尚かつそれを表現出来ている人が素晴らしいと思う。
●なぜそう思うのか?(いつから? 何があったから? 等)
  何時からそう思うようになったのかは、はっきりと覚えていないが、30歳越えた位からかなぁ。
多分、俺自身にそういう所がないからでしょう。
●最近よく考えていることは?
  いつの間にか人生も半ばを過ぎてしまい、この残された短い時間で何が出来るのかを考えることがある。
そんな偉そうなことを言いながらも、やはりよく考えていることと言えば、飯のことぐらいかなぁ。

〜石丸健はどんなところを男前と感じたのか?〜
 

おらんねんな、加藤さんみたいな人は・・・・。
加藤さんの、その人間的なオリジナリティにおれは男前さを感じる。

オリジナリティは当たり前にみんなそれぞれにあって、 だから誰もが二人としておらん人間なんやけど、そしてそれは間違いないんやけど、おれからしたらそれは生温い言葉であって、どこかの歌手が歌うような「何もしてなくていい。君はオンリーワンなんだから」みたいな腐ったセリフは吐くことができない。

上辺だけで、嘘言うてええんやったらなんぼでも言うたる。
それでええんやったらな。
でも、違う。
おれは親友に言うような本音しか言いたくない。
どうでもええ奴に、どうでもええセリフを吐くようにではなく、親友に熱い目で真剣に答えたい。
どうでもええ奴にどうでもええセリフを吐くぐらいなら、おれ、黙ってるわ。
文章に関しても、それやったら何も書かへん。

おれはこのページ、そしてこのホームページ全体自体を、「とにかく多くの人たちの為に」ではなく、「自分が本気で思ったことをそのまま伝え、そしてそのことに感動してくれる人たちの為に」やっている。
少なくて結構。一人でもええ。
おれは本気や。

オリジナリティに生きていくのは、そんなに簡単なことじゃない。
簡単に言えば、みんなと同じようなことをやってるようじゃあかんってことや。

寝たい、でも・・・・。
女と遊びたい、でも・・・・。
金欲しい、でも・・・・。

多くの人が流れていく方向に流れないから、そこにオリジナリティと他の人には感じないかっこ良さがにじみ出て来る。

経歴を読めば、加藤鶴一、「ダラダラと自由気ままに好きに生きている男」という印象が目立つが、おれは知っている。
時代や社会や世間の流れに流されず、 自分をちゃんと生きてることを。
それはむつかしい。
でもだから、気になり、だから、加藤さんの周りには多くの、情熱的で、優しい人たちが集まる。
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そんな加藤さんの周りに集まる多くの仲間たちと同じように、加藤さんには自分と同じ匂いを感じる。

小さい頃、「人間は何の為に生まれてくるのか?」といったことを延々と考え、自分の殻に閉じこもっていたことや、でも、そんな変らないと思っていた自分が何かの拍子に突然変ったことや、自分の殻に閉じこもる人間とは正反対のように思える「人生、楽しんでなんぼ」という思いを持ったりすることや、旅が好きなこと、無機質な現代的街並じゃなく、『じゃりんこチエ』のような世界が好きなこと、どんなに強く思っていても、人間明日は何をしているのかは絶対にわからないと心で感じていることなど、共通する部分があると思う。

おれが加藤さんと初めて出会ったのは、おれが「これは俺の遊び道具」という本を出版した時だが、その時のファーストインプレッションで、そんな人間的な匂いを嗅ぎ付けた。

うれしかったなぁ・・・・、ほんまに。
引きこもりのような陰と笑顔が一番!というような陽が混同している自分と同じような人間に出会えたんやから。
それまでおらんかった、ずっとな。
だから、陰と陽が混同している自分を肯定できなかった。
でも、出会いがそんな自分にも自信を持たせてくれた。

自分と同じような背景色を持つ人間に出会い、 おれはあることを感じた。
言い換えれば、その時に加藤さんに教えてもらった。
それは、
「それでええ。本当に自分に素直に生きてたら、そんな陰と陽が隣り合わせの危なっかしい人間になる。
そんな自分は変えられない。付き合っていったれや。
気にすんな、ハッピーに生きていける 」と。

落ちてる自分も自分であり、またハッピーな自分も自分である。
異常なことを考えている自分も自分であり、また俗っぽいことを考えている自分もじぶんである。

加藤鶴一、そんな人間なのである。
おらんぞ、ほんまに。
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大阪・十三ファンダンゴ。
関西で、いや全国的にも有名なロックのライブハウスである。
加藤さんはそのライブハウスの店長をやっている。
おれが思うに、加藤さんが店長をやっていなければ、ファンダンゴの今はなかったやろうな、とつくづく思う。

肩書きや地位は通用しない。
もちろん、金もな。
でもそんなものは何もなくても、逆に人間を見てくれるということである。

アーティストたちが集まるライブハウス。
加藤さんのような男前が店長をやっているライブハウスが、アーティストたちから愛されないわけがない。

加藤さんと出会って、自分の中の否定的だったものの多くが、プラスに考えられるようになった。


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